Kindle ダイレクト・パブリッシングに登録してみた②~EPUBへ~
前回、Kindleダイレクトパブリッシングに登録してみたので、
まずは試しに1冊販売してみることにしました。
データは数年前に同人で出した180ページほどのオリジナルの小説。
これをまずは販売できるデータに修正していきます。
EPUBとは
PDFなどでも販売できますが、amazon以外の電子書籍のサイトでも多く使われている形式なので、とりあえずこれにしておけば間違いないだろうという感じです。
リフロー型とフィックス型
電子書籍にはリフロー型とフィックス型があり、
リフロー型は文字などが中心で、読んでいる人が媒体に応じて自由に文字サイズや段落を変更できるものがリフロー型、
画像中心や雑誌などで媒体が変わっても同じように読んで欲しい方はフィックス型にするのが一般的です。
今回は小説なのでリフロー型のEPUBファイルを作っていきます。
今回はLeMEという作成ソフトを使いました。
EPUB形式にする
まず一番は目次を作ることです。
LeMEでは目次のページを作れば自動で目次ページを作ってくれます。
ワードで作成する場合はアウトラインレベルを設定。
テキストファイルの場合は章タイトルの前に#をつけると見出しを設定できます。
私はテキストで編集しましたが、お好きなほうで編集していきます。
線を引いたりルビを置いたり意外といろいろできる……!
小説の場合は挿絵を置いたりもできます。
完成したら順番にファイルを置いてみて完成!
EPUBファイルを確認する
EPUBはそのままでは開くことができないので、ビューアーが必要になります。
アプリ形式のものかブラウザのアドオンがあるので、使いやすいものを探してみてください。
もしくはダイレクトパブリッシングのページに登録する際に
オンラインビューアーがあるので、そちらで内容の確認が可能です。
テキストだとよくあるのがファイル形式がUTF-8になってなかったり、
タグなどが認識されてなくてずれてしまっていたり。
読めないということがないようにちゃんと確認しましょう。
ようやく完成!!
値段の設定
データを作成し、タイトルや値段を入れていきます。
値段はある一定値以上じゃないと利益7割にできないので、注意が必要です。
$なども設定できますが、一つ値段を入れればオートで設定できます。
まあ海外で売れると思えないし……。
※TINに関しては諸説あるようなので割愛します。
販売を押せば72時間以内に発行されます。
慣れないので意外と大変でした……。
ひとまずこれで出版できたことになるので、あとは売上だけですね……!
次回の記事で売り上げに触れていきます。