Kindle ダイレクト・パブリッシングに登録してみた~出版への道①~
出版したい
私はその気持ちがどうしても強い。
ブログではなく、同人ではなく、本として、仕事として。
小説に関しての気持ちもだし、
初めて子育てをしてみて、改めてその気持ちが大きくなりました。
でもお金はない。
お金はなーいーとにかくなーいー。
頑張って数万なら払えるけど、それ以上は難しい。
私が同人で本を1冊出した場合
印刷費とイラスト代で大体10万くらい手出ししてるので、
大体それくらいでなんとかなるように考えてみました。
Kindle ダイレクト・パブリッシングとは
出版社を通さずにセルフ出版できるサービスです。
全て自分で行う必要がありますが、無料で出版できるのが大きいです。
出版社を通して自費出版を行った場合、
印刷費も合わせてかなりの料金を請求されますが、
電子出版ならその心配もありません!すごい!
登録の仕方
①Amazonアカウントでサインイン
②氏名・住所・振込口座などを選択
日本の口座番号だけを入れるとエラーになることもありますが、
これしか口座がないと指定すれば小切手での受け取りになるようです。
これでとにかく登録は完了です。簡単!
ロイヤリティについて
これがもう「何言ってんねん」状態で大変でした。
・本を登録したときにユーザーはロイヤリティを70%か35%選択することができる。
こんなの70%にしない人いなくない???
って思いますよね。
70% のロイヤリティ オプションを利用するには、本が以下の要件を満たしていることが必要です。
- 著者または出版者の指定した希望小売価格が希望小売価格の要件を満たしていること。
- 70% のロイヤリティ オプションを選択した場合、当該電子書籍の印刷版の Amazon での希望小売価格を少なくとも 20% 下回ること。
- 著者または出版者が著作権を持つすべての国と地域で本が販売されること。
70% のロイヤリティが適用される本では、テキスト読み上げなど、Kindle ストアの幅広い機能がサポートされます。Amazon は今後も Kindle および Kindle ストアに新機能の追加を予定しているので、対象となる機能は随時増えていく見込みです。ブラジル、日本、メキシコ、およびインドの読者への販売に対して 70% のロイヤリティを適用するには、さらにその本が KDP セレクトに登録されている必要があります。
希望小売価格の要件は、つまりあまり本が安すぎると利益が少ないので、70%のロイヤリティは払えませんということです。
https://kdp.amazon.co.jp/ja_JP/help/topic/G200634560
日本だと250円越えてれば大丈夫なので、大体300円以上の本であればこの問題はクリア。
当該電子書籍の印刷版は、セルフでの出版の場合はないですが、例えば紙版の書籍がある場合、
同価格ではなく、電子版のほうが20%安くなっていること。
全ての国と地域で本が販売されること。
そして何より、KDPセレクトに登録されてること……です。
KDPセレクトとは
KDPセレクトへの登録に特にお金はかかりません。
一番大きいのは
Kindle Unlimitedに登録される
ことです。月額980円の読み放題サービスですね。
登録された場合、会員の方は購入することなく本を読むことができ、
また分配金も発生します。
またKDPセレクトに登録された場合、
Amazonの本の売り上げ促進 で割引キャンペーンが行われることもあります。
ただし、Kindle以外での販売が制限されます。
紙の書籍等なら問題ありませんが、Kindleじゃないところで販売してほしいと要望をいただいても、
他のショップでの電子書籍の販売はできません。
Kindle Unlimitedに登録された場合、ちょっと読んでみようかなって人も気軽に読んでもらえるので、
新たな読者の獲得にはなりますし、ロイヤリティも貰えます。
普通の人はこちらを選択したほうがオトクでしょう。
ただ、もう大先生の方はこちらに登録せず、
いろいろなショップさんに置いたり、無料なんか読ませない!と強気に行ってもいいと思います。
Amazon Kindleダイレクト出版 完全ガイド 無料ではじめる電子書籍セルフパブリッシング
- 作者: いしたにまさき,境祐司,宮崎綾子
- 出版社/メーカー: インプレス
- 発売日: 2013/05/14
- メディア: Kindle版
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まとめ
とにかく登録はできた! 方法はわかった! 本を置いてみよう。